2016年9月22日に上野公園、彰義隊墓前にて行われました天心流兵法奉納演武の様子です。<br /><br />天心流兵法は、柳営大目付、柳生宗矩公配下、士林団「光願」において学ばれた流儀です。<br />その士林団は八大将軍吉宗公の世にはお役御免となり、御家人として召し上げられる事となりましたが、その後も兵法を子孫たちはいつか必要となる時に備え守り続けました。<br />そして幕末には彰義隊に参加しその剣技を振るいました。<br /><br />しかし時代の趨勢に抗うことは出来ず、命を散らし、生き残った方々は「残党」の汚名を受けて落ち延びました。<br />先代石井清造師家の幼少時、石井家にはそうした生き延びた方が集まり、回顧譚を聞かされたそうです。<br />明治も二十と余年、なお髷を落とさなかった方もおり、武士の矜持を先代に伝えました。<br /><br />いつか墓前にて伝えし兵法を奉納し、世に存在を知らしめて欲しいという先代の願いを、半世紀以上の時を経て、ついに叶える事が出来ました。<br /><br />●墓前奉納演武 誓願文<br /><a href="http://tenshinryu.blog.fc2.com/blog-entry-238.html" target="_blank" rel="nofollow">http://tenshinryu.blog.fc2.com/blog-entry-238.html</a><br />...<br /><a href="https://www.youtube.com/watch?v=K0QZU_990J4" target="_blank" rel="nofollow">https://www.youtube.com/watch?v=K0QZU_990J4</a>